「クレンジングした後にもう一度顔を洗う、お肌のためにやらなきゃいけないことは分かっていても本当面倒」、毎日のダブル洗顔にストレスを感じている方もいることでしょう。
クレンジング兼用のフェイスソープありますが、洗浄力が高い分、肌が荒れてしまうおんが難点。
結局、高価な保湿化粧水の併用が必要になって、ケアのコストがかさんでしまうケースもあります。
そこで試して頂きたいのが、手ぬぐいを使った洗顔法。
シンプルなのに、お肌に優しく費用もほとんどかからない。理想的なケア方法として注目を集めています。
手軽なのにお肌に優しい！手ぬぐい洗顔のうれしい効果
どうして手ぬぐい洗顔がこんなにも注目されるようになったのか、メリットと期待できる効果を紹介します。
手ぬぐい洗顔の効果１ クレンジングによるダメージを防止
手ぬぐいは、古く奈良時代から、汗をふいたり、顔を洗ったりするとき、使われてきました。
日本人の肌質にあわせて作られたアイテムなので、毎日使用しても、肌への摩擦負担が少ないのが特徴です。
軽いメイクくらいなら、十分手ぬぐいと石鹸だけで落ちるので、強い洗浄成分を含むクレンジング剤を使用するより、肌に優しくダメージレス。
長期的に使用を続ければ、肌本来の力がよみがえり、肌トラブルに負けない強い地肌を作ります。
手ぬぐい洗顔の効果２ きめ細やかな泡立ちのさっぱり感
手ぬぐいはきめが細かく、柔らかな布でできているため、石鹸の泡立ちがよくなります。ふんわりとした泡で顔を洗った後のさっぱり感は格別。
小鼻や目の際、鼻の下。細かな部分まできめ細やかな泡が入り込み、皮脂汚れをしっかりキャッチ、洗い落としてくれるのが好印象です。
多めの泡を作っておけば、顔だけでなく全身を洗うことも可能。メイクオフと洗顔、ボディケアまで一気にすませることができるため、シャワー時間の短縮に。
ズボラ女子には、非常にうれしい簡単ボディケア方法と言えるでしょう。
手ぬぐい洗顔の効果３ ピーリング効果で透明感ある肌に
手ぬぐいに使われている素材「さらし」には、ソフトなピーリング効果があると言われます。
アカスリのように、ゴシゴシ角質を落とす訳ではなく、１日で劇的に変化することはないのですが、１週間以上継続すると、くすみ解消、透明感ある肌への変化が分かります。
一時的なくすみ対策でなく、ずっと美しい肌をキープできるのが、手ぬぐい洗顔美肌術のうれしいところ。本質的な美しさを目指す方にこそ、注目頂きたい効果です。
正しく実践して効果を実感！手ぬぐい洗顔のやり方
３つの効果をしっかりと実感するためには、正しい手ぬぐい洗顔方法を守ることが大切。実践手順を詳しく紹介していきます。
手ぬぐい洗顔実践手順
■用意するもの
- 手ぬぐい (細い糸で織られていてプリントが少ないもの)
- 固形牛乳石鹸
3. もう一度ぬるま湯につけてしぼった後の手ぬぐいに石鹸をつけ泡立てます。手で洗濯をする時の要領で、手ぬぐいの内側をこすりあわせると、すぐにクリーミーな泡が出来るはずです。
4. 泡をつぶさないように、優しく顔をなで洗いします。
5. 石鹸が残らないように、片側に傾けながら、しっかり汚れを洗い流して、洗顔は完了です。
一度目の予洗いも二度目の洗顔も、力を入れてゴシゴシこするのではなく、優しく表面を滑らせるのがポイント。
しっかりメイクをした日には、ポイントリムーバーでアイメイクだけ落とした後、同じ手順で洗顔します。
固形石鹸を使うのは、汚れ落ちをよくするため。合成成分を含んだ洗顔フォームは手ぬぐいとの相性が悪く、うまく泡立たないばかりか、肌荒れにつながるリスクがあります。
固形であれば、牛乳石鹸でなくても大丈夫ですが、保湿タイプ、無添加石鹸の使用がおすすめ。
高いものでなくてもいいので、いくつか試して、肌にしっくりくる石鹸を選ぶようにしてください。
夜は手ぬぐい洗顔で汚れを落とし、朝はぬるま湯ですすぐ程度にするのが、お肌に負担をかけない洗顔のコツ。
日本古来のアイテムを使ったシンプルな美容法で、本来の美しく滑らかな肌を取り戻しましょう。